
32型の液晶テレビって、学生やサラリーマンの一人暮らしや、二台目のテレビとして需要が高いんだよね。だから、各メーカー、低価格で高品質の製品をぞくぞく投入してるんだってな。

32型は壁掛けもできるし、お店や待合室などのちょっとしたスペースで動画を流すのにもちょうどよいサイズだし、他のサイズに比べると価格もお手頃なものが多そうよね。

32型の液晶テレビは、用途の幅が広いく需要があるし、めちゃくちゃ売れてるからねー
じゃあ、その売れ筋32型テレビの選び方を、3回に分けてまとめてみよう。
お店で買う時や、ネットで買う時の参考にしてみてね。
32型液晶テレビの目利きになろう!
32型液晶テレビの特徴・どんな人におすすめか?
32型はコストパフォーマンスが一番良い(゚∀゚)
テレビで最も売れるサイズが32型の液晶テレビで、コストパフォーマンスが一番よいです。
リサーチ会社のBCNによると
2016年6月の液晶テレビの販売数量は前年同期比で95.4%で前年割れだが、販売金額が同103.9%で前年を上回った。販売金額は過去3年で最高の水準で、テレビ市場は回復傾向にあるとした。平均単価は74,800円。画面サイズ別では、40型台の構成比が31.3%となり、主流サイズが32型などの30型台(構成比:28.1%)から40型台にシフトしている。
※BCN 2016年上半期の販売動向調査より
となっています。
この記事を読むと、一瞬「えっ?ってことは、32型より40型が売れてるんじゃない?・ω・」と思ってしまいますが、よく記事を読んでみましょう。
40型台(40型、43型、49型)の構成比31.3%
30型台(32型のみ) の構成比28.1%
となっています。
つまり、「40型台」とは40、43、49の機種を合わせた数字です。それに対し「30型台」とは32の機種しかありません。なので事実上、32型のテレビは最も売れているサイズなのです。
ですから各メーカーがかなり力をいれおり、高画質なのにびっくりするような安い機種がゴロゴロある、一番コストパフォーマンスが良いサイズになっているのです。
※こういう記事をみると、40型以上の4Kテレビを売りたいんだろうなーという印象を受けます(笑)雑誌やカタログの情報は、裏の意図も探りながらちぇっくしましょうね( ̄ー ̄)ニヤリ
32型のテレビの特徴
そんな32型のサイズには多くのテレビメーカーが参入しいます。
メーカーの特徴を大きく分けると
- 日本の有名メーカー(パナソニック、東芝、ソニー、シャープ、三菱)
- 日本のメーカー(FUNAI、オリオン、シンプラス、アグレクションなど)
- 海外のメーカー(ハイセンス、LGなど)
という3つのグループに別れてきます。
※東芝とシャープは厳密に言うと外資系の企業になっていますが、ここでは日本メーカーとして紹介いたします。
日本の有名メーカーは、高画質、高付加価値の上位機種と、低価格路線の下位機種のだいたい2ラインナップを用意しています。
また、その他の日本メーカーや海外メーカーは、ともかく驚くような激安価格の機種を用意しています。
売れっ子店員目線で考えると、やはり日本の有名メーカーの機種が、価格が若干高くなるものの、性能などがすぐれており、魅力的でおすすめと思っていますが、その辺りは、後ほど詳しくまとめます。
32型のテレビはどんな人におすすめか?

ネットでも、リアルな家電量販店でも、32型はめちゃくちゃ売れています。
最後に、32型テレビが
どんな人におすすめか?(どんな人に売れているか?)
を紹介しておくよ
32型テレビは、こんな方におすすめです。
(こんな方に、よく売れています。)
↓↓↓↓
●一人暮らしの学生やサラリーマンの方
●寝室用の2台目テレビをご検討の方
●子供部屋用のテレビをご検討の方
●お店の待合室などで、テレビや動画を流しておきたい方
●壁掛けをしたい方
32型液晶テレビの選び方・注意点

32型って、ホントによく売れてるんだな。

たくさん売れているのね~
でも、メーカーも機種もたくさんあって、どうやって選んでよいかわからないわね。
まよっちゃうわね。

よし。じゃあココからが本番だ。
売れっ子店員が、実際に接客トークで使っているウリ文句なども盛り込んで
32型テレビの選び方をお伝えしよう!
選ぶポイントは下記の通りです。
サクッと確認して、テレビ選びの目利きになってください(・∀・)
●画質
●音質
●録画機能
●動画サービス・Wi-Fi
●端子の数
●その他
大きさを確かめよう(32型テレビの選び方)
まず最初に大事になるのが、「大きさ」の確認です。
ここで注意するのが、32型テレビの大きさが
× あなたの「部屋に入るか、入らないか?」ではなく
◯ あなたの「使い方に最適な大きさか?どうか?」 ということに注意して選ぶということです。
せっかく買ったのに、適切な視聴距離がとれなければ、大きすぎて使いにくかったり、逆に離れすぎると画面が小さくて見にくくなります。
なので、あなたの「使い方にあった大きさなのか?」をまずは調べてみましょう。
大きさ・サイズ・寸法
出展:シャープ公式サイト LC-32W5のサイズ
32型テレビの大きさは、だいたいどのメーカーも同じです。
代表例としてシャープのLC-32W5の寸法メモすると
幅×高さ×奥行き=73.3×47.8×18.5 でした。
大きさをイメージしにくいと思ったので、僕の愛読書「少年ジャンプ」を当てはめてみました(笑)
こんな感じです。
↓↓↓↓↓↓
※テレビの大きさは、シャープLC-32W5のサイズと比較しています。
横の長さ =ジャンプ(横幅)×4冊分 ※約72.8CM
縦の長さ =ジャンプ(縦幅)+ジャンプ(横幅) ※約43.9CM
です。
ありがとうジャンプ。君のおかげで32型のテレビの大きさのイメージを、このブログをみている読者に伝えられたはずだ(・∀・)
最適な視聴距離
大きさ(サイズ)がわかった後は、「視聴距離」を意識しましょう。
視聴距離とは、「テレビが最も綺麗に見える距離」のことです。
十分な視聴距離をとれないと、画質の粗さが目立ち、かなりストレスを感じることになります。
結論から言いますと、
32型のフルハイビジョン →1.2mあれば、十分(・∀・)
32型のハイビジョン →1.2m+気持ち(10cmくらい)あれば大丈夫(・∀・)
と思います。
※ソースは、一般的に言われていることと、売れっ子店員の接客経験と独断です。
後で詳しく話しますが、32型テレビはハイビジョンとフルハイビジョンの二種類があります。一般的に、フルハイビジョンの視聴距離が「テレビの高さの3倍」と言われており、つまり約1.2mくらい離れるのが良いと言われています。
ところが市場にでている32型テレビのほとんどが、それよりも画質が粗いハイビジョンです。したがって、ハイビジョンの場合は視聴距離は1.2mよりも長くとるほうが望ましいと言われています。
ただ、これは、あくまでテレビメーカーが出してきている目安です。厳密にこだわりすぎなくても大丈夫です。
実際に僕が店舗で32型テレビの接客している時は、1.2mも離れない距離で案内をしています。それでも、お客さんから「画質の粗さが目立つね」と言われたことは、ほぼありません。
なので、
フルハイビジョン →1.2m
ハイビジョン →1.2m+気持ち(10cmくらい)
の視聴距離がとれれば十分でしょう。
ちなみに、4Kというのはフルハイビジョンより画素数が多く、細かいので、もっと近づいても綺麗にみれます。テレビからの距離が20cmくらいまで近ずいても綺麗に見えます。最初に見た時はかなりビビりました(・・;)
下の図は、32型のフルHD(フルハイビジョン)と65型の4Kテレビの視聴距離を比較した例です。
ここには掲載されていませんが、フルHDよりも画質が粗いハイビジョン(32型のテレビで多く採用されている画質)の場合は、さらに視聴距離を取るほうが望ましいと言われていますが、前述したように、そこまで気にしなくても大丈夫です。あくまで目安として捉えましょう。
出展:パナソニック ビエラ 公式サイト
大きさ、画面の高さ、横幅、最適な視聴距離、消費電力

32型のテレビの大きさ(サイズ)やおおよその視聴距離がわかったかな?
最後に、あなたの部屋にあわせて、
・ピッタリな大きさなのか?
・もう1サイズ大きくしたほうが良いのか?(32型→40型)
・もう1サイズ小さくしたほうが良いのか?(32型→24型)
がわかるように、各サイズの寸法や視聴距離、消費電力などをまとめておきます。
参考にしてね。
インチ数 | 横幅 | 高さ | 視聴距離の目安 | 消費電力の目安 |
24型 | 55cm | 34cm | 102cm | 32kwh/年 年860円 |
32型 | 73cm | 45cm | 135cm ※実際はここまで | 39kwh/年 年1050円 |
40型 | 91cm | 56cm | 168cm | 75kwh/年 年2030円 |
電気屋に行くと、1インチでも大きいサイズのテレビを勧められちゃったりします。そりゃ、テレビのサイズが大きいほうが、売上が上がりますからね(笑)
ただ、32型とその上下のサイズというのは、大きさも年間の電気代も結構変わってくるわけです。
もう一回いいますけど、テレビの大きさについては
× あなたの「部屋に入るか、入らないか?」ではなく
◯ あなたの「使い方に最適な大きさか?どうか?」
ということに注目して選んでくださいね。
→液晶テレビの選び方。 第2回目に続く