
ソニーの有機ELは、A1とA8Fという2つのシリーズがでているんだな。どういう違いがあるんだい?

A1シリーズは2017年6月に発売されたモデル。
A8Fシリーズは2018年6月に発売されたモデルよ。
この2機種の違いは、実はあまりなくて、有機ELパネルは同じものを使っているから画質などは同じなのよ。

よく知ってるね。
A1とA8Fの違いは実は、下記の3つだけ
<A1とA8Fの違い>
・スカパープレミアムのチューナーが搭載されているか、いないか?
・リモコンの形の違い
・テレビが斜めになるか、直立するかの違い
よくお店でも聞かれる違いだから、サクッと抑えておこう。
ソニー(ブラビア) 有機ELテレビ A1とA8Fの違い
ソニー(ブラビア)の型番の見方
今回はソニーのBRAVIA(ブラビア)の有機EL(Aシリーズ)比較です。まず、あとで混乱しないように、型番の読み方、違いを説明しておきます。
●KJ-55A8F の場合
55=画面の大きさ(この場合は55V型)
A =パネルの違い(この場合は有機ELパネル)
8F =シリーズの違い(この場合は8Fという直立型モデル)
といった形です。
さらに最後のアルファベット「F」の違いは、発売された年数の違いです。
F =2018年発売モデル
E =2017年発売モデル
D =2016年発売モデル
といった違いになってきます。
ソニー(ブラビア)A1・A8Fの違い
実はA1と、A8Fは「画質」については同じです。
ただ、リモコンや、スタンドの形、スカパープレミアムのチューナーがあるかないかの違いだけになるので見ていきましょう。
スカパープレミアムのチューナー
A1 ←搭載
A8F ←搭載していない
赤丸部分です。
スカパープレミアムとは、スカパーの4K放送のことです。
「スカパープレミアムなんて見ないよ」という方には、A8Fがおすすめです。
なぜなら、チューナーがなくなっている分、A8Fの価格が安くなっているからです。
また、A1に搭載されているチューナーは、「スカパー用」のチューナーなので、「BS/CS」とは違います。ですから2018年年末から始まるBS/CSの4K放送を見ることはできません(¯―¯٥)
ちなみに、スカパーの4K放送をみるためには
●4K放送を受信できるアンテナ
●4K放送を受信できるチューナー
●4K放送を映せるテレビ
が必要になります。
ということで、スカパーの4K放送を見ないなら、A1より、A8Fのほうがよいかもしれませんね。
リモコンの違い
次に違うのがリモコンです。
まず画像で説明するとこんな感じ
↓↓↓
A8Fの方は、NetflixやHulu、AbemaTVなどのネットサービスにワンボタンで飛べるように完了されています。
ちなみに「アプリ」という空いているボタンがあるので、そこはAmazonプライムビデオなどお好みのアプリを登録することができます。
スタンドの違い
最後はスタンドの違いです。
A1のスタンドはこんな感じ。
斜めになっています。
↓↓↓
対してA8Fはこんな感じ
直立しています
↓↓↓
この違いです。
なぜ、A1が斜めになっているかとうと、それがソニーのこだわりだったのです。
A1のコンセプトに「映像に没入してもらう」というのが有りました。
部屋を暗くして、映画をみていると、「映像がその場に浮かび上がるように」といったイメージで開発されました。
そのため、
●テレビのフチをギリギリまで補足する
●テレビ台やスピーカーなど余分なものは目につかなくする
という発送で、生まれたのがA1シリーズなのです。
「テレビ台がないテレビ」を作ったわけですから、そこは新しいことに挑戦に続けるソニーです。画期的なデザインでした。
ただ、一方で販売員として接客している時に感じたは、「テレビが斜めになっているのはやっぱり見にくい」という声です。
消費者の中には、そのようなソニーのコンセプトに理解を示しながらも、縦型を望む人が多かったのです。
ということで、次のモデルであるA8Fシリーズは、「没入感、没頭してもらう」というコンセプトを守りながらも、直立型のテレビスタンドが目立たない形で登場したわけです。
まとめ:A1シリーズ、A8Fシリーズのちがい
ということで、まとめです。
A1シリーズとA8シリーズの違いは3つ。
【1】スカパープレミアムのチューナーが搭載されているか?いないか?
【2】リモコンが違う
【3】テレビのスタンドが違う
でした。
執筆時の2018.8.17現在では、A1シリーズの価格も下がってきているところなので、旧モデルと考えるとお手頃になっています。またA8Fも価格が下がっているので、上記の3つの違いをおさえて、アタナにあった有機ELを選んでみてくださいね(^^)