
ブルーレイレコーダーって種類が多すぎ。
どれを選んでよいか全然わからない・・・

パナソニック、ソニー、東芝、シャープの主要4社でも、
全部で30種類くらい発売されてるからね。

よし、3回に分けて、ブルーレイレコーダーの選び方をまとめてみよう。
初日の今日は
●ブルーレイレコーダーがどんな人におすすめなのか?
●ブルーレイレコーダーを選ぶ時の2つのポイント
についてまとめてみよう。
超簡単だけど、知っておく役に立つぞ
超わかりやすい♪はじめてのブルーレイレコーダーの選び方
◆ブルーレイレコーダーはどんな人におすすめなのか?

まず、そもそも論なんだが
ブルーレイレコーダーってどんな人におすすめなんだ?

そうだね。まずはそこから説明しようか。
お店で接客していても、よくあるけど
「お客さん、その使い方ならブルーレイレコーダーじゃなくても良ですよ」
というのが結構あるんだよね。じゃあまとめてみよう。
※ブルーレイレコーダーは、本当は「ブルーレイディスクレコーダー」の略です。
長いのでここから下は「BDレコーダー」と表記していきます。
BDレコーダーを買う必要がない場合

実は、単純に
●テレビを録画したいだけ
●TSUTAYAで借りたブルーレイディスクを見たいだけ
という使い方であれば、わざわざBDレコーダーを買う必要は無いんだよね。むしろ、外付けHDD、BDプレイヤーを単体で買い揃えたほうが安く済ませることが多いんだ。

えっ?そうなのか?
じつは俺、あんまりDVDとか見ないし、TV番組を録画できれば十分なんだ。

あ~。その使い方なら、外付けHDDで十分だよ。
最近はテレビ側に録画用のチューナーが搭載されていて、外付けHDDをつなげると録画ができるようになってるんだ。
外付けHDD自体は1万円ぐらいで買えるから安いよ。

私は、DVDとか見たいな。
それでも、見るだけならBDプレイヤーで十分ってことなの?

そうそう。DVDやBDを見るだけなら、BDプレイヤーで十分。
BDプレイヤーも1万円くらいで買えちゃうよ。
BDプレイヤーを買っておけば、DVDもBDも両方見れるしね。

そうなのね。
じゃあ、ぽんたや私みたいな使い方なら、外付けHDDやBDプレイヤーを単品で買ったほうが良さそうなので。
でも、それじゃあ、BDレコーダーは一体どんな人におすすめなの?
BDレコーダーがおすすめな場合

BDレコーダーがオススメなのは
・TV番組を録画したい
・DVDやBDも見たい
・DVDやBDを焼きたい
・ハンディカムの動画を取り込みたい
という使い方をしたい人にだよ。

BDレコーダーって、いろんな機能があるんだな。

調べたら、ドラマを録画して、CMカットして、BDに焼くとか意外と細かいことも出来るのね。便利そう♪
これならちょっと使ってみたいかも。

BDレコーダーは3万~10万くらいまでのものがあって高額だけど、その分色んな機能がついていて便利なんだよ。
だから、実際はBDレコーダーはとても売れているんだね。
細かい機能は、また後で説明するけど、まずは自分がどんなことをしたいかで、選んでみてね。
TV番組を録画したいだけ
DVD/BDを見たいだけ
↓↓↓↓
外付けHDD、BDプレイヤーを単品で購入したほうが安いです。
TV番組も録画したい
DVDやBDを再生して視聴したい
DVDやBDを録画したい(焼きたい)
ハンディカムの動画を取り込みたい
↓↓↓↓↓
BDレコーダーがおすすめです。
BDプレイヤー(再生専用) と
BDレコーダー(再生&録画) は別物です。
◆BDレコーダーの選び方|まずは2点をおさえよう
では、本題のBDレコーダーの選び方について解説していきます。
僕が接客していても「たくさん種類がありすぎてわからない・・・」とよく言われてしまうBDレコーダーですが、実はたった2つポイントを抑えれば、ほとんどの方は、自分自身で選ぶことが出来るようになります。
簡単なので、早速解説してみましょう。
押さえるのは次の2つのポイントです。
まずは押さえる2つのポイント
1)チューナーの数
何番組録画したいか?
2)HDDの容量
何時間録画したいか?
※たったこれだけです(^^)

実際に接客していても、この2つのポイントさえ押さえれば、ほとんどの人が「あーなるほどねー。じゃあ私はこの機種でいいわ。」といった感じで、自分で選べるようになっちゃいます。
では、もう少し詳しくみていきましょう。
何番組が録画できるか? チューナーの数
「同時に何番組を録画出来るか?」は「チューナーの数」決まります。
チューナーは後から増やせませんので、最初にしっかり選ぶ必要があります。
また、チューナーの数が増えれば増えるほど価格が高くなる傾向があるので、「見たいドラマや映画が重なることがどのくらいあるのか?」「家族でチャンネル争いがどのくらいあるのか?」など、あなたの状況に応じで選んでください。
では、チューナーの数と価格の傾向などを一覧表にしておきます。
チューナーの数 | 同時に録画できる番組数 | 価格 | おすすめ度&コメント |
1チューナー | 1番組のみ | 安い | ☆☆☆ おすすめしません 現在は1チューナーのモデルは ほとんどありません |
2チューナー | 2番組 | ふつう | ★★★ 一番お手頃。よく売れてます。 |
3チューナー | 3番組 | やや高い | ★★★ よく売れています。 財布に余裕があれば 3チューナーで。 |
6チューナー | 6番組 | かなり高い | ★☆☆ 全録機能は便利。 でもHDDが傷みやすいので 注意(¯―¯٥) |
7~11チューナー | 7~11番組 | 超高い | ★☆☆ 便利だけど 初心者は手を出さないほうが無難 |

普段は2番組も録画できれば十分だけど
特番とかはじまると、たまに3番組を
録画したくなる時もあるよな~

そうだよね。この辺りは、家族構成や使い方によっても人それぞれ違うと思うけど、最初は、2チューナー(ダブルチューナー)か3チューナー(トリプルチューナー)がおすすめだよ。
あとチューナーの数は後で増やせないからよーく考えて選んでね
●チューナーの数は後で増やせないので、はじめに選ぶ必要がある。
●初心者なら、まずは2チューナーか3チューナーがおすすめ♪
※補足
6チューナー以上になると、全ての番組とれる「全録機能」があるが、HDDが痛みやすいというデメリットもあるので注意。その辺りは別の記事でまとめます。
では、次に「HDDの容量」と録画時間についてです。
何時間の録画が出来るか? HDDの容量
つぎに、録画時間についてです。
地デジやBS/CSを「何時間録画できるか?」は、内蔵するHDD(ハードディスク)の容量によって決まります。
録画する画質によっても変わってきますが、ざっくりとこんな感じです。
HDD容量と録画時間の目安
ハードディスク容量 | 録画可能時間 (地デジ) | 録画可能時間 (BS) |
500GB | 約62時間 | 約44時間 |
1TB | 約125時間 | 約88時間 |
2TB | 約251時間 | 約177時間 |
3TB | 約376時間 | 約266時間 |
4TB | 約502時間 | 約355時間 |
※地デジよりBSのほうが画質がきれいなので、同じ容量でも録画できる時間が少し減ります。

うーん。何時間録画をするかなんて
使ってみないとわからないところもあるから迷うわよね。

そんな時は、無理に容量の大きなものを選ばないで500GB、1TBを選んでおくと良いよ。
なぜなら、ハードディスク(HDD)の容量は後でも増やせるからね。
「外付けHDD」をBDレコーダーの後ろに接続すれば簡単に容量を増やすことが出来るよ。
なので、ここはあくまで、「自分だったらどのくらい録画できれば十分か?」というだいたいの目安を抑えておけば大丈夫だよ。
●ハードディスクの容量は、あとから外付けHDDを接続し増設することもでる。
●迷ったら、500GB、1TBを選んでおき、後から増設するのがおすすめ。
◆ソニーのブルーレイレコーダーで相場を調べてみた

ブルーレイレコーダーって色々あるけど
(1)チューナーの数
(2)HDDの容量
の2つのポイントを押さえればいいんだな。簡単じゃん。

他にも機能がたくさんあるけど、
まずはこの2つのポイントを見ればいいのね
でも、価格は一体どのくらい変わってくるの?

じゃあ、つぎは実際にソニーで発売されている2018年発売のブルーレイレコーダーで価格などを比較してみてみよう。
もっとわかりやすくなるよ。
2018年発売 ソニー ブルーレイレコーダー 性能と価格を比較
機種名 | チューナーの数 | HDD容量 | 価格 |
BDZ-FW500 | 2チューナー | 500GB | 46,220円 |
BDZ-FW1000 | 2チューナー | 1TB | 49,460円 |
BDZ-FW2000 | 2チューナー | 2TB | 63,500円 |
BDZ-FT1000 | 3チューナー | 1TB | 61,030円 |
BDZ-FT2000 | 3チューナー | 2TB | 71,150円 |
BDZ-FT3000 | 3チューナー | 3TB | 91,580円 |
※価格はヨドバシ.com。2018.8.26執筆時点の価格です。
価格は時期によって異なりますが、
チューナーの数が「2→3」に増えれば
+11,570円価格が高くなっています。
HDDの容量が「1TB→2TB」に増えれば
+14,040円価格が高くなっています。

●チューナーの数
●HDDの容量
が増えれば増えるほど高くなるんだな

ほんとね。
それにしても結構、お値段変わってくるのね

まあ、今回は、発売されてまだ間もないソニーの機種で比較したから、ちょっと値段が全体的にたかめだったかもしれないね。
実際に買う時は、安いところを選ぶとして、ここでは、チューナーの数とHDDの容量でどのくらい相場の違いがあるのか?
ということを押さえておこう。
では、今日の記事のまとめです。
まとめ

最後に、今日のお話、「BDレコーダーの選び方」についてまとめておくよ。
●ブルーレイレコーダーがどんな人におすすめなのか?
●ブルーレイレコーダーを選ぶ時の2つのポイント
をおさらいしておこう。

TV番組も録画したい
DVDやBDを再生して視聴したい
DVDやBDを録画したい(焼きたい)
ハンディカムの動画を取り込みたい
↓↓↓↓↓
色んな機能が使えるBDレコーダーがおすすめです♪
まずは押さえる2つのポイント
1)チューナーの数
何番組録画したいか?
2)HDDの容量
何時間録画したいか?
この2つで、だいたいの価格と性能がきまります。
いかがでしたか?
BDレコーダーは種類も多く、似ている機種も多いので、どの機種を買ってい良いか選ぶのに迷ってしまいますよね?
でも、まずは自分にBDレコーダーが必要なのか?と必要な場合はチューナーの数とHDDの容量に注目して選んでみてください。
あなたの、BDレコーダー選びの参考になれば嬉しいです(^^)